「胸キュン!GOMI拾い」は、「地球や人に対するちょっと良いこと」を“胸キュン!”と定義しています。
つまり「胸がキュンとときめくような温かい行為」を、環境や周りの人々に対して行おうという発想が名前に込められています。このイベントが始まった背景には、「思いやりの精神や行動が当たり前に見られる世の中」を実現したいという強い理念があります。維新隊ユネスコクラブでは、あらゆる社会課題の解決には「人・社会・環境を思いやる人」を増やすことが必要と考えています。そのため、環境ボランティアを教育の一環と位置づけ、ゴミ拾いを通じて他者への思いやりを実践する人を社会
に増やすことを目的に本イベントが企画されました。実際、イベント中は見ず知らずの参加者同士が声を掛け合いながら協力する場面が多く、こうした体験が人と社会、環境を思いやる心を育むきっかけになるとされています。
一人ひとりの力は小さくても、多くの人が集まって何度も活動を重ねることで少しずつ思いやりの心を形にできる――そんな信念のもと、同クラブは2012年からこの取り組みを続けています。
イベントのテーマは「思いやりのココロを世界に」であり、スタッフとして多くの学生ボランティアが運営に参加している点も特徴です。
学生たちにとっては年齢や立場の異なる人々と関わりながら新しいチャレンジができる場にもなっており、次世代のリーダー育成やSDGs達成への意識啓発にもつながっています。こうした理念が評価され、2018年には本イベントを含む環境啓発事業が環境省の後援事業に認定されました
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